こんにちは、アパレルExcel分析ラボのゼロです。
初級編では、店舗の健康状態を知るためのシートを作りました。今日から始まる「中級編」のテーマは、「店を動かすためのデータ活用」です。
店長なら誰しも、週の始まりにこう思うはず。 「今週はこのアウターをメインに置いて、セットでこのパンツを売ろう!」
その「意図(仮説)」、週末にちゃんと数字で「答え合わせ」していますか? 「なんとなく売れた気がする」を卒業して、SUMIF(サムイフ)関数で店舗を科学していきましょう。
膨大な「レジデータ」を整理する魔法:SUMIF関数
レジから出力される売上データは、売れた順にバラバラに並んでいます。ここから特定の品番だけを電卓で叩くのは、時間の無駄。そこでSUMIFの出番です。
=SUMIF( 範囲, 条件, 合計範囲 ) 店長流に訳すと…
- 範囲:レジデータの「品番列」を見てきて!
- 条件:その中から「この品番」だけを探して!
- 合計範囲:見つけたら、その横の「数量」を合計して!
たったこれだけで、数千行のデータから一瞬で品番別の集計が終わります。
ゼロ流:意図と実績を並べる「答え合わせレイアウト」
中級編のポイントは、ただ集計するだけでなく、「自分の狙い」を隣に並べることです。
| 品番 | 商品名 | 展開場所(意図) | 期待値 | 実績(SUMIF) | 判定 |
| A101 | 撥水JK | メインVP | 30枚 | 15枚 | × 要改善 |
| B202 | ワークPT | 奥棚 | 5枚 | 20枚 | ★ 掘り出し物 |
このように「場所」と「実績」を並べると、店長がやるべきアクションが勝手に浮き彫りになります。
数字が教えてくれる「店舗の真実」
メインなのに売れていない:視線は集まっているはず。試着まで行かないのは価格か?素材か?
奥の棚なのに爆売れしている:お客様がわざわざ探しに来ている「お宝」。今すぐメインへ移動すれば、もっと売れる!
Excelは「店長の直感」を裏付ける最高の相棒
「なんとなく、あっちの棚の方が売れる気がする」 その店長の直感は、長年の経験から生まれる大切なものです。
でも、そこに「SUMIFで見つけた確かな数字」が加われば、それは誰にも否定できない「戦略」に変わります。
最初は、今月一番売りたい「推し品番5つ」だけで構いません。この対照表を作ってみてください。その驚きが、店を、そしてあなた自身を成長させるエネルギーになります。
中級編、一緒に一歩ずつ進んでいきましょう!



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